「アジルサルタン」「アムロジピンベシル酸塩」を含む製剤で事故

「アジルサルタン」「アムロジピンベシル酸塩」

降圧薬で死亡事故発生。

 厚生労働省は12日、降圧薬として広く使われている「アジルサルタン」「アムロジピンベシル酸塩」を含む製剤で、横紋筋融解症などを18人が発症し、重い肝障害の劇症肝炎で2人が死亡したと発表した。

 同省は後発医薬品を含む製造販売元各社に、薬の添付文書の「重大な副作用」の項目に横紋筋融解症や劇症肝炎などを追記するよう求めた。

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 同省によると、死亡者のうち、薬との因果関係が否定できないのは1人。横紋筋融解症は筋肉痛や脱力などがあり、急性腎不全を起こすことがある。同省は、これらの薬で手足がしびれたり、全身がだるくなったりしたら、服用をやめて医師に相談するよう呼びかけている。


★アジルサルタン概要★( ´∀`)

血圧を下げるお薬です。高血圧症に用います。
作用

【働き】

このお薬には、血圧を上げる「アンジオテンシンⅡ」という体内物質をおさえる作用があります。これにより、体の血管が広がり、また水分や電解質が調整されて血圧が下がります。心臓や腎臓の負担を軽くする効果も期待できます。

正式な適応症は高血圧症です。病状にもよりますが、心臓病(心不全など)や腎臓病(腎硬化症、糖尿病性腎症など)にも有効と考えられます。血圧を適切にたもつことは、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことにつながります。

【臨床試験】

この薬と、類似薬(ARB)のカンデサルタン(ブロプレス)の降圧効果を比較する臨床試験がおこなわれています。参加したのは軽症から中等症の高血圧症の患者さん636人、どちらを飲むかはクジ引きで半々に分かれるようにします。
効果判定の主要評価項目は、服用期間4ヶ月後の下の血圧(拡張期血圧)の変化量です。

その結果、この薬を飲んでいた人達313人の下の血圧は平均12.4下がりました(100.3→87.9)。一方、カンデサルタンの人達309人は9.8下がりました(100.4→90.6)。
この薬を飲んでいた人達のほうが下げ幅が大きく、降圧効果がより優れていることが確認できたわけです。また、副作用の発現率に差はなく、安全性の問題はありませんでした。
特徴
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬と呼ばれる比較的新しいタイプの降圧薬です。病院ではARB(AT1 Receptor Blocker)と略称されることが多いです。
国内で7番目のARBになります。作用的には、従来のACE阻害薬に近いです。高血圧の治療に この系統が第一選択薬として処方されることが増えてきました。
ACE阻害薬に多くみられる“咳”の副作用がほとんどありません。その他の副作用も比較的少なく、長期維持療法に適します。持続性があるので1日1回の服用で済むのも利点です。
類似薬のカンデサルタン(ブロプレス)をしのぐ降圧効果が示されています。とくに持続性に優れ、24時間にわたり安定した血圧コントロールが可能です。安全性・忍容性はカンデサルタンと変わりません。
注意
【診察で】
持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
妊娠中の人は医師に伝えてください。また、服用中に妊娠した場合は、すぐ医師に報告してください。
服用中の薬は、医師に伝えておきましょう。

【注意する人】

虚血性の腎臓病や高カリウム血症のある人は、その病状により使用できないことがあります。糖尿病がある人で、別の高血圧の薬のアリスキレン(ラジレス)を飲んでいる人も原則的に控えるようにします。また、血液透析を受けている人、減塩療法中の人、利尿薬を服用中の人、高齢の人などは血圧の下がり過ぎに注意が必要です。妊娠中は使用できません。

適さないケース..糖尿病の人でアリスキレン(ラジレス)を服用している場合、妊娠している人。
注意が必要なケース..腎動脈狭窄など虚血性腎臓病のある人、高カリウム血症、重い腎臓病、肝臓病、脳卒中を起こしたことのある人、血液透析中、減塩療法中、脱水時、手術前、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。服用中の薬は、市販薬もふくめ医師に報告しておきましょう。

別の血圧降下薬や利尿薬と飲み合わせるときは、血圧の下がりすぎに注意が必要です。利尿薬を服用中に この薬に変更または追加すると、思いのほか血圧が下がることがあるので、少量から始めるようにします。
血圧降下薬のアリスキレン(ラジレス)と併用するのなら、腎障害や高カリウム血症、低血圧などの発現に十分注意する必要があります。
とくに重い腎臓病や糖尿病のある人は、どうしても必要な場合を除き勧められません。併用により副作用が増強し、かえって悪い結果をまねくおそれがあるためです。
カリウム補給薬のスローケー、またはエプレレノン(セララ)やスピロノラクトン(アルダクトン)などカリウム保持性降圧利尿薬(抗アルドステロン薬)と併用するさいは、血液中のカリウム分の増えすぎに留意しなければなりません。少量の併用でしたら、それほど心配ないでしょう。
気分安定薬のリチウム(リーマス)と飲み合わせるときは、リチウム中毒による副作用に注意が必要です。
抗炎症・鎮痛薬(NSAIDs)との併用により、この薬の降圧作用が弱まる可能性があります。また、もともと腎臓の悪い人では、病状を悪化させるおそれがあります。
飲酒は控えてください。めまいや立ちくらみがでやすくなります。

【使用にあたり】
決められた飲み方、服用量を守ってください。ふつう、少量で開始し、ゆっくり血圧を下げていきます。場合によっては半錠(10mg)からにします。
十分に血圧が下がるまでに、1~2週間かかるかもしれません。
他の降圧薬や利尿薬といっしょに飲むことも多いです。とくに少量の利尿薬との併用は効果的と考えられています。

【検査】

血液検査を定期的に受ける必要があります。
カリウムの値や、腎機能、肝機能値などに異常がないか調べます。腎機能が多少悪化しても、一過性であれば心配いりません。

【妊娠・授乳】

妊娠中には用いません。中期以降に飲み続けると、胎児の発育に悪い影響をおよぼすおそれがあるためです。もし、妊娠の可能性がでてきましたら、すぐに受診し確定検査を受けてください。

【食生活】
とくに飲みはじめに、めまいや立ちくらみを起こしやすいです。急に立ち上がらないで、ゆっくり動作するようにしましょう。また、車の運転や高所での危険な作業には十分注意してください。
本態性高血圧症では、生活習慣の見直しも大切。減塩などの食事療法、運動療法、肥満があれば体重を落とすだけでも血圧が下がるものです。
軽い高血圧であれば、薬をやめられることもあります。できたら簡易血圧計で自宅で血圧測定をおこない、適切に血圧がコントロールされているかチェックすることをおすすめします。

効能 高血圧症

用法 通常、成人はアジルサルタンとして20mgを1日1回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最大服用量は40mgとする。
注意:本剤の降圧効果を考慮し、本剤適用の可否を慎重に判断するとともに、20mgより低用量からの開始も考慮すること。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 体のだるさ、めまい感、頭痛などがみられます。これらは、徐々に慣れてくることが多く、それほど心配いりません。
ひどいときは早めに医師と相談してください。類似薬(ACE阻害薬)に多かった”咳”の副作用はほとんどみられまらせん。

もともと腎臓の悪い人では、飲み始めに腎機能が一時的に悪化することがあります。この場合、「高カリウム血症」にも注意が必要です。
定期的に血液検査を受けて、重くなる前に予防することが大切です。

薬が効きすぎて血圧が急激に下がると、強いめまいや立ちくらみを起こします。失神など一過性の意識消失も報告されていますので、とくに高齢の人、血液透析中、厳重な減塩療法中、夏季脱水時、また利尿薬など他の薬と併用するときなどに注意してください。

そのほか、この系統の特異な副作用として血管浮腫が知られています。発現頻度はきわめてまれですが、万一、顔や口が腫れて、息苦しさやものが飲み込みにくいといった症状があらわれたなら、直ちに医師に連絡してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
過度の血圧低下..強いめまい・ふらつき、強い立ちくらみ、冷感、吐き気、嘔吐、気を失う。
血管浮腫..顔や唇、舌、喉がひどく腫れる、飲み込みにくい、息がしにくい、手足が腫れる。
急性腎不全..尿が少ない・出ない、むくみ。
高カリウム血症..だるい、息切れ、脈の乱れ、手足のしびれ、不安感、取り乱す、けいれん。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。

【その他】
だるさ、めまい、立ちくらみ
頭痛、頭重感
腎機能の一過性の悪化
下痢、肝機能値の異常


★アムロジピンベシル酸素塩の概要★( ´∀`)

血圧を下げるお薬です。高血圧や狭心症の治療に用います。
作用

【働き】

心臓や体の血管を広げて血流をよくします。そうすると血液の抵抗が減り、血圧が下がります。また、心臓の収縮をおさえて、心臓を休ませる働きもします。

おもに高血圧や狭心症の治療に使用されます。血圧を適切にたもつことは、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことにつながります。

そのほか、脳、腎臓、手足、目の網膜など体全体の血流を改善するので、いろいろな病気に応用されることがあります。

【薬理】

血管壁の細胞にカルシウムが流入すると、血管が収縮し血圧が上がります。このお薬は、カルシウムが細胞内に入るのをおさえます。
その結果、血管が広がり血圧が下がります。このような作用から「カルシウム拮抗薬」と呼ばれています。
特徴
カルシウム拮抗薬に分類されます。この系統は効き目がよく、また安全性が高いので、高血圧の治療に第一選択されています。一般的には、安定した効果を発揮する持効タイプの製剤を用います(1日1回もしくは2回の服用でよいもの)。
血糖、尿酸、脂質などに影響しません。年齢を問わず広く用いることができます。とくに合併症の多い高齢の人に適します。
持効性のカルシウム拮抗薬を用いた長期臨床試験で、予後改善効果(長生き効果)も認められています。
同類薬としては、ゆっくりと効きはじめ作用時間が長いのが特徴です。潮紅、頭痛、動悸などの副作用も少ないです。たいへんよく使われています。
注意
【診察で】
持病やアレルギーのある人、また妊娠中の人は、医師に伝えておきましょう。
服用中の薬は、医師に伝えてください。

【注意する人】

高齢の人は副作用がでやすいので、少量より開始するなど慎重に用います。

注意が必要なケース..重い肝臓病、重い腎臓病、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
他の降圧薬や利尿薬と併用するときは、血圧の下がりすぎに注意します。
飲み合わせによっては、この薬の血中濃度が上昇するおそれがあります。
たとえば、抗生物質のエリスロマイシン(エリスロシン)やクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)、高血圧や心臓病に用いるジルチアゼム(ヘルベッサー)などに注意が必要です。
逆に、抗結核薬のリファンピシン(リファジン)や、抗けいれん薬のフェノバルビタール(フェノバール)、フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール)あるいはカルバマゼピン(テグレトール)などは、この薬の血中濃度を低下させるかもしれません。
免疫抑制薬のタクロリムス(プログラフ、グラセプター)や高脂血症治療薬のシンバスタチン(リポバス)の血中濃度を上昇させる可能性があります。併用時は副作用の発現に注意が必要です。
グレープフルーツジュースは飲まないほうがよいでしょう。同時服用により、この薬の血中濃度が上昇するおそれがあるためです。
飲酒は控えましょう。アルコールは、めまいや動悸などの副作用を強めます。

【使用にあたり】
決められた飲み方、服用量を守ってください。
効果の発現は遅く、ゆっくりと効いてきます。

【検査】

心電図検査や血液検査をおこなうことがあります。決められた検査を受けるようにしましょう。

【妊娠・授乳】

基本的に妊娠中は禁忌です。けれど、特別に危険性が高いわけではありません。
他の降圧薬が効かない場合など、医師の判断で用いることがあるかもしれません。

【食生活】
血圧が下がり、めまいを起こすことがあります。車の運転や高所での危険な作業には十分注意してください。
本態性高血圧症では、生活習慣の見直しも大切。減塩などの食事療法、運動療法、肥満があれば体重を落とすだけでも血圧が下がるものです。
軽い高血圧であれば、薬をやめられることもあります。
できたら簡易血圧計で自宅で血圧測定をおこない、適切に血圧がコントロールされているかチェックすることをおすすめします。
効能
高血圧症
狭心症
用法
【成人】
高血圧症..通常、成人はアムロジピンとして2.5~5mgを1日1回経口服用する。なお、症状に応じ適宜増減するが、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量することができる。
狭心症..通常、成人はアムロジピンとして5mgを1日1回経口服用する。なお、症状に応じ適宜増減する。

【小児(2.5mg、5mg)】

高血圧症..通常、6歳以上の小児は、アムロジピンとして2.5mgを1日1回経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

注意:6歳以上の小児への投与に際しては、1日5mgを超えないこと。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 わりと多いのは、顔のほてり、潮紅、頭痛、動悸(ドキドキ感)、めまいなどです。
徐々に慣れてくることが多いのですが、ひどいときは早めに相談してください。

長く飲み続けるていると、足の甲がむくんだり、歯肉が腫れてくることがあります。
歯肉の腫れは、歯肉をよくブラッシングし口内を清潔に保つことで、ある程度予防可能なようです。

重い副作用はほとんどありませんが、もし、胸が痛んだり、脈が異常に遅くなるときは(1分間に50以下)、すぐに受診するようにしてください。
そのほか肝障害や血液障害も報告されています。以下のような症状に念のため注意してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
心臓の伝導障害..胸が苦しい、脈がとぶ、脈が遅い(50/分以下)、めまい、ふらつき、失神。

【その他】
顔のほてり、潮紅、頭痛
動悸、頻脈、徐脈、胸の痛み
だるい、めまい、立ちくらみ、血圧低下
足のむくみ、歯肉の腫れ
肝機能値の異常、発疹、かゆみ

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